2021年7月閉校のお知らせ
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
当塾は2017年7月に開校し4年に渡りお引き立ていただきましたが、この度諸般の事情により2021年7月をもちまして閉校することになりました。
急なことで、塾生および保護者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
皆様の温かいご支援の中、営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます。
今後の皆様のご健勝とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
代表挨拶
2017年12月14日
オールラウンド塾長、渡辺です。
尾崎塾の階下に当塾を開校し、おかげさまで約5か月が経ちました。
この塾ができた経緯ですが、私が2017年の5月に4年超の海外生活を終え帰国する際、海外生活にあたって非常にお世話になりましたエージェント「APLaC」の繋がりで尾崎塾塾長の尾崎陽祐氏をご紹介いただいたことがキッカケとなります。
小学・中学塾として三重県の雄である尾崎塾へ年々増える、
「高校進学後も引き続き尾崎塾に通いたい」
という卒塾生からの声。
塾生一人一人に対する熱い思いや、グローバル時代を見据えた視座での教育理念などを尾崎氏よりお聞きし、また彼からの最大限の助力を賜りまして同年7月に大学進学塾「オールラウンド」を開校いたしました。
尾崎氏と、さらにその尾崎塾とのご縁をいただいたエージェント「APLaC」運営者である田村宏一氏、また帰国直前のオーストラリアで尾崎氏との面会を強く推してくださった吉田佑紀氏にも、この場を借りて、感謝を伝えたいです。
海外という未知のフィールドで起こった数多くの困難に立ち向かい、4年という年月を乗り越え私が成長することができたのは、間違いなくAPLaCによるサポートのおかげであったと断言できます。
私がその海外で目にしたもの。
それは、
「職種別にスキルのある人員を補充的に採用する雇用体制」
「学校を卒業後すぐには就職先が決まらないのが当たり前の世界」
「英語ネイティブの人たち自身が職を得るために汲々としている現状」
でした。
『英語さえ話せれば、グローバルに活躍できる…』
そんな淡い期待は一瞬にして砕かれ、英語が話せることはあくまで「足切り」、つまりただの最低条件であり、英語だけでは「まったく就職に有利とはならない」という現実を突きつけられました。
そして上記のような厳しい雇用環境は、ここ日本でももはや他人事ではなくなっています。
大学入試が変わる。
この教育大改革は、日本で終身雇用と年功序列が終わることを意味しています。
日本ですら即戦力がないと就職ができない時代が、目の前に来ている。
これまで海外で見てきた厳しい風景が日本にも迫ってきているのです。
そのような時代を生き抜くために必要な力。
私はそれを
「誰かが定義した成功ではなく自分が本当にやりたいことを見つけ、それに向かって歩き続ける力」
だと信じています。
思考や討論をする力には、年齢の差はほとんどないと私は思います。
小学生でも大人顔負けの対談ができる人はたくさんいます。
当塾を通じて、これから多くの「各々の思考をぶつけ合える仲間」が増えていくことを心より願っています。
オールラウンド塾長
渡辺絢也
大阪大学経済学部卒業。
京都府長岡京市出身。
大学在学中より大手学習塾で指導。
大学卒業後、商社・特許事務所の勤務を経て2013年に単身オーストラリアへ渡航。
エージェント「APLaC」の多大なるサポートを受け、オーストラリア・ニュージーランドに4年滞在。
世界で展開されている本物の「実力主義・成果主義」や、世界の教育の主流である「アクティブラーニング」を実際に経験し、ニュージーランドの現地企業(IT)勤務を経て2017年に日本帰国。
同エージェントの繋がりで尾崎塾塾長の尾崎陽祐氏をご紹介いただき、彼より最大限の助力を賜りまして同年「オールラウンド」開校。
暗記のみにとどまらず、これからの日本に必要とされる「論理構築能力」や「批判的思考力」を育てるための塾を目指す。