オールラウンド渡辺です。
中学、高校ともにテスト期間に入り、ピーク時は広い教室も満席となっております。
今日は受験生が1人、入塾いたしました。
夏を終えてからとなるとかなり集中して基礎を固める必要がありますが、本人に覚悟とやる気がある限りは志望の国公立大学合格を叶えるためのサポートを全力で行いたいと思います!
受験生は、H君は引き続き毎日古文を続けておりますが、以前現代文が伸びたときに「解説が安定して理解できるようになってきた」と言っていたその感触に近いものが古文の解説でも感じられるようになってきたとのこと。
現代文もそこからグッと成績が上がったので、引き続き同じ流れで強化していく予定です。
I君は、志望の神戸大の過去問に着手し始めましたが、2017年度の英語は和訳系がほぼ全部正解できたとのことで、採点した英作文も細かいミスはまだ多かったものの大きなミスはなく非常に良い出来でした。
もともとは苦手だった英語でも5月入塾からずっと、真正面から取り組み続けたおかげで、センター模試でも7月の106点から9月の169点にまで急激に伸ばしてきました。
オールラウンド・ウェブサイトのトップページにも掲げている、
『過小評価せず丁寧に身につけていくだけで、自信の有無にかかわらず誰でも本人の想像を超える大成長を遂げる』
を体現している生徒の1人と言えます。
『丁寧に身につけていく(過去に解けた問題をまた忘れないように定着させ、いつでも解けるようにすること)』をクリアできれば本当にもっと多くの生徒が同じような成果をあげられると信じているのですが、ここを本人任せにしてしまうと勉強の好き嫌いや効率の悪い勉強法等によってクリアできる生徒にバラつきが出てしまうので、この定着作業に対する工夫が塾生全体の成績アップの大きなポイントになりそうです。
引き続き工夫していきます。
夏休みに入塾したT君は、志望の私立大学が提供している入試問題集を手に入れたので、範囲やレベルを確認後あらためて必要な部分に絞ってサポートしていく予定です。
彼は先日「同じ参考書だと飽きてしまう」と漏らしていましたが、僕自身としては基礎固めの段階で参考書をアレコレ変えるのはあまり良くないと思っています。
もちろん参考書によって肌に合う合わないはあるので、合わない参考書にしがみつくのも良くないですが、ただ「飽きるから」という理由だけでいろんな参考書に目移りしてしまうと、「毎回同じ内容のところだけクリアして毎回同じ内容のところで間違う」というリスクが出てきます。
なので参考書Aに取り組むときは、9割正答できるようにしてから参考書Bに移った方が、かりにAの正答率が6割の状態でBに移るよりもBに対する負担が少なくなり、Bで学んだことの定着率がupするようになると思います。
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高1生は今日の授業で数学を扱いました。
Mさんは確率「余事象」の基本問題、R君は三角比「三辺の長さが分かっている三角形の面積の求め方」、RさんとK君は確率「余事象」の応用問題、Hさんは確率「同じものを含む組み合わせ」、「条件付き確率」を扱いました。
それぞれ難易度が1学期より上がっているものの、1学期は「中学時代と比較した高校数学の難しさ」にみな狼狽していたので、高校のレベルというものがある程度わかった分だけそれぞれ苦労しながらも冷静に対処していく力がついてきたように思います。