オールラウンド渡辺です。
怒涛の冬期受験対策に忙殺されているうちに2019年となってしまいましたが、今年も皆さま何とぞよろしくお願いいたします。
いよいよセンター試験まであと1週間となりました!
受験生の冬期講習では、大手予備校が出版している模試(英語・国語・数学IA・数学IIB、それぞれ全6回分)を行いました。
これまで「知識」を十分に蓄え、さらにセンター過去問などの演習をこなし時間配分などの「戦略」面も十分対策をとってきた塾生でも、大手予備校が開催する全国模試を除き「複数名で同時に同じ問題を解く」という環境で解くという「慣れ」の面はまだ改善の余地があったため、ここを伸ばして本番でもキチンと実力通りの点数を取れるようにするためのサポートを意識して、今回の冬期講習を行いました。
浪人生のT君は、日本史が全6回で平均85.5%と安定的に高得点を維持。
英語と国語はムラがありつつもこの「慣れ」対策の効果で徐々に本来の力を出せるようになり、最高点は英語184点(92%、全国偏差値71.0)、国語180点(90%、全国偏差値71.3)を取りました。
H君も同様に回数を重ねるごとに徐々に力をだせるようになり、最高点は数学IAが88点(全国偏差値71.3)、国語153点(全国偏差値66.1)
高3生は、KK君は、国語が常に7~8割、苦手だった数学でも安定的に7割を取れるようになったので、残りの期間では英語と理科社会に重点を置くことが総合得点を上げるために重要な戦略となります。
I君は英語が平均171点(85.5%)、国語平均157.6(78.8%)と高位安定していましたが、もともと得意な数学では計算ミスが目立ち8割に届かなかったため、残りの期間では苦手エリアの「データの分析」、「集合と命題」の重点演習と計算ミスを防ぐ対策をしていく予定。
T君は英語は高配点の長文問題でのミスを減らすため単語(ターゲット英単語で1~1500まで)の強化、数学は計算ミスを防ぐための対策、国語は得点源にしやすい古文漢文に重点をおいて単語・文法の強化をしていきます。
KW君は国語は冬期講習中で点数を60点上げ(偏差値10以上アップ)、評論文の解き方が理解できてきているので、国語は評論の解き方を主にサポートしつつ、古文漢文の知識強化を行います。
数学もIA、IIBともに冬期講習中で偏差値10前後上がり、こちらもまだまだ伸びる見込みが十分にあるので残りの期間はひたすら「演習→質問対応」のサイクルを回していきます。
この時期は怒涛の追い上げで実力をさらに伸ばしていく動きと並行し、本来のパフォーマンスを落とさないような体調管理も最優先事項と言っていいくらい重要になります。
風邪のウイルスが蔓延する時期でもあるので、まずは受験の第一関門、センター試験を全力で乗り切れるよう、オールラウンドでも最善の環境づくりをしていきたいと思います!