京都大学卒業の講師による、特別研修を行いました。

 

 

先日の8月2日(金)に、『問題解決って何?なぜ今必要?』について、特別研修を行いました。

 

 

講師は、京都大学卒業後、IBMでのコンサルタントを経て、現在(株)プレセナ・ストラテジック・パートナーズにて執行役員をされている、綿田昇太氏。

 

※(株)プレセナ・ストラテジック・パートナーズは、トヨタやソニー、イオンなど日本のトップ企業や、財務省、総務省統計局といった官公庁にて人材育成を手掛ける会社。

https://www.precena.co.jp/ 

 

 

ご縁ありまして、今回は綿田先生が東京から三重のオールラウンドまでお越しくださり、この特別研修が実現しました。

 

綿田先生、この度は大変貴重な機会をありがとうございました!

 

 

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さて、研修では上記のテーマで綿田先生に講演と、グループワークのファシリテートをしていただきましたが、「AIの台頭」や「終身雇用の終焉」といった、いわゆる『VUCAの時代』と呼ばれる激動の今、

 

 

「これまでの知識詰め込み教育では、立ち向かえない」

 

「自分の頭で考えて、合意形成するための『問題解決力』が、ますます求められている」

 

 

ということを、身近なテーマのケーススタディを通して体感しました。

 

 

 

・『成功につながらないムダな行動をしてしまう』、『行動がうまくいかないとき、代案を考えられない』といった悩みがある人は、問題解決の『手順』を正しく理解する必要がある。

 

・言われたことを言われた通りにするのではなく、目標のために何をすべきか自分で考えてほしい。

 

 

綿田先生のご講演の中で、僕自身は上の二点が、とくに強く印象に残りました。

 

 

 

 

・本当に結果を出したい

 

・『結果を出す力』を身につけたい

 

 

そう思っている方には、

 

 

『ただ好き嫌いだけで、一つのやり方(うまくいかなかったやり方)に固執する』姿勢

 

 

ではなく、

 

 

『目標について考えうる仮説を立て、実行・検証(内省)し、また新たな仮説を立て、といった行動を繰り返す』姿勢

 

 

が大切だと、僕はそう考えています。

 

 

なぜなら、前者の姿勢のままだと「失敗」はただの「失敗」のままで終わってしまうが、後者の姿勢を身につければ、失敗はもはや『失敗』ではなく、未来の成功へとつながる貴重な『経験』へと昇華されるから。

 

 

 

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研修中のグループワークも、今回のテーマを頭で理解するだけに終わらせないような工夫が行き渡った、非常に実践的なワークでした。

 

 

一人一人が実際に自分の頭で考え、実践し、そしてそれによってさらなる理解と技術定着につながっていくという、そんな「身になる」素晴らしいワークだったことが、参加者たちの成果から見てとれます。

 

 

 

 

今回参加された方々も非常に学びの多い研修だったとのことで、いただいたフィードバックの一部(高1生の参加者より)を以下に掲載します。

 

 

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【参加者による、研修のフィードバック】

 

 

・グループワークでは自分とは全く違う意見を聞くことができて、「同じ1つのお題でこんなにも考えが違うのだな」と刺激されました。

 

・高1生もいましたが話したことがなかったので言ってしまえば初対面でした。

その中でたくさんの意見を交換できたことが嬉しかったです。

あと、お母様の意見も耳にすることができたので、新鮮でした。

 

・一番納得をしたのが尾崎先生がいらっしゃるグループです。そこの発表で「1つのパターンではなく2つのパターンで物事を考えているところ」に納得するばかりでした。あと、説明がとても上手ですぐ頭に入って来たし、グループ内での発表のことでも、「発表の順番を固定化してしまった」という反省が「凄いところに着目するな」とびっくりしましたが、私のグループでも誰かの意見を真っ向から否定することは無かったのでそれも納得しました。

 

・講演は自分が今まで勉強に対してこんなに深く考えたことがなかったのでたくさん刺激されて、勉強に対する考えが変わりました。勉強がうまくいかないというお題は、簡単なようでとても難しかったです。私は、勉強面のことしか考えていなかったけど、周りは「勉強の他に何か困っていることがあるのではないか」とか勉強に関係ないところに着目していたので、「このような考えもあるのか」と思うことができました。


 今回のテーマに関する、(株)プレセナ・ストラテジック・パートナーズ、高田貴久社長の著書等までご寄贈いただきました!ありがとうございます!!

 

あらためまして、綿田先生、この度は大変すばらしい研修をありがとうございました!

 

 

 

 

また引き続きこのような機会も模索していきながら、塾生たちがたくましく育っていけるような工夫をしていきます。