※写真は、高2生の質問への解説
あっという間に12月となりました。。
今年は例年よりも推薦入試を受ける生徒が多く早い段階から受験サポートが始まっていますが、今年の推薦入試がようやくすべて終了し一段落ついたので、あらためて「オールラウンドの近況」について書きたいと思います。
【オールラウンドの近況】
『受験生』
・三重高校特進3年Hさん、奈良女子大学(文学部)と中京大学(国際学部)合格!
・久居高校3年Mさん、鈴鹿医療科学大学(保健衛生学部)と四日市看護医療大学(看護医療学部)合格!
・三重高校3年R君、工学院大学(先進工学部)合格!
・高田高校3年H君、名古屋学院大学(現代社会学部)と皇學館大学( 文学部)合格!
・高田高校3年H君、名古屋学院大学(現代社会学部)と皇學館大学(
今年度は初の共通テスト(新形式)やコロナの影響もあり、 推薦入試(学校推薦型選抜)やAO入試(総合型選抜) を利用する塾生が7名(専門学校の推薦入試含む)と、 例年に比べて推薦入試組の塾生が非常に多い年となりました。(毎年推薦入試組は1名程度)
そして今年の推薦組の受験生も大半が「合格可能性の決して高くない、 苦しい状況での戦い」でしたが、暗記型学習面のサポートはもちろん、 志望理由書や面接など「唯一解のない試験」 でも大きく得点する訓練にも力を入れて、 講師も生徒も最後まであきらめず一丸となって頑張ってきました。
結果は、なんと全員が「受験したすべての大学」に合格!!Congratulations!!
塾生たちの努力が、今年もシッカリと実を結びました。
とくに面接に関しては、僕自身の経験や知識を総動員したスペシャルな特訓を毎年一人一人に丁寧に行っているのですが、今年も塾生たち一人一人がその特訓をしっかりとクリアして見事全員が合格をつかみとり、開校以来続いている「 オールラウンドの面接指導を受けた塾生全員が面接試験(受験)に合 格」も、ありがたいことに今年もまた無事に達成することができました。
講師が代わりに受験できるワケではないので、 最後は間違いなく受験生「本人」の頑張りがあってこその合格ですが、 今年もそんな自分たちの力で力強く合格を勝ち取った彼らのことを、 とても誇らしく思います!
本当におめでとう!!
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『高2生』
定期テストが終わった高校や逆にこれから始まる高校もあるタイミングですが、 いよいよ受験を意識し始める生徒が少しずつ増えてきました。
大阪大学・神戸大学・千葉大学・ 広島大学・名古屋工業大学・静岡大学・三重大学など、「難関&中堅の国公立」を志望する塾生が多い学年なので、 来年はさらに塾生同士で熱く切磋琢磨し合えるような年になりそう です。
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『高1生』
薬剤師を志望する津西高のMさんが、 ようやく定期テストで成績が躍進し始めました。
Mさんは高校に入った当初、質も量も中学とは段違いとなった学習ペースに思いきり当惑したものの、 自信を取り戻すために暫定的に行うような、「 今回のテストでは英語だけ頑張る」といった「選択と集中」戦術を、 これまでの定期テストではいっさい行わず、「全科目がんばる」 というハードコースをこれまでずっと貫いてきました。
このハードコースをとる場合、 中学のときのやり方ではそもそも太刀打ちできていないワケなので、通常は「 先に答えを見て学習する」など「 中学時代でやらなかったかも知れない、より効率的な勉強法( 2019/8/8のブログ参照)」 をいろいろと駆使する必要が出てきますが、 Mさんは一見したところでは最初の1学期中間テストと変わらず「 テクニックよりも、努力と根性」 をメイン戦術(?)にしているような感じで猛勉強を続けていました。
しかし、たとえば 数学の質問の仕方や理解の仕方を見てみてもそれらが日を追うごとに明らかに良くなっていて、 今回の定期テストでも前回までずっと苦しんでいたような「 答えを見たら分かるんですけど、定着までに行きつかず得点できなかった」 といった問題がだいぶ少なくなっていました。
「 中学からのやり方ではこれまで太刀打ちできなかったハズだから自分なりに 何か工夫したり改善させたところがあるんじゃないかと思うんだけ ど、理解度(定着度)がアップしてきたことに対して、 そうなるために変えた手段とかで何か思い当たるフシはあるの?」 と聞いたところ、「 中学の頃は量が少なくてワークを何周もする余裕があったから1周目にはあまり力 を入れていなかったというか、あまり理解していなくても気にせずに 進めていたけど、高校では量が多くて何周もは演習ができないので、 中学のときとは違って1周目を軽視せず、 できるだけ1周目でキチンと理解するようにしながら演習を進める ことに切り替えた」とのことでした。
「高1で勉強につまづくような学習法には、 こういうパターンもあったのか!」と、 僕自身も大変参考になりました。
講師のアドバイスも「役に立つかぎりは」 取り入れるのがベターですが、「自分自身で試行錯誤していく力」 の方がより高次かつ身につけることが望まれる力なので、 Mさんのように「自分で試行錯誤していく力」 ものびのびと伸ばせるような塾環境を今後も目指していきたいと思います。
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いよいよ12月に入り、 ここからは一般入試組が実践力を鍛えていくステージへと進んでい きます。
今年も例年通り、12~